「大会に向けて走り込んでいるのに、膝が痛くて思うように走れない…」
「アイシングやストレッチ、フォーム改善も試したけど改善しない…」


そんな悩みを抱えていませんか?

実はその膝の痛み、膝そのものではなく「内臓」が原因かもしれません。

「えっ、膝と内臓が関係あるの?」

と、思うかもしれませんが、東洋医学の視点を取り入れると、完走へのアプローチがガラリと変わります。

東洋医学の基本:「関節 = 土」である理由


東洋医学には「木・火・土・金・水」の5つの要素(五行説)で体のバランスを捉える考え方があります。

この中で、「土(ど)」のグループに属しているのが以下の一群です。


土グループ:関節・肉(筋肉)・脾(ひ:胃腸・消化器系)


つまり、「関節や筋肉」の状態は、「胃腸(内臓)」の状態と直結しているということです。

「土(内臓)」という土台がしっかり作られていないと、その上に立つ「土(筋肉・関節)」に十分な栄養やエネルギーが届かず、痛みを引き起こしやすくなります。

ちなみに、「関節」って身体中にありますね。

問題が起きやすい順番は以下の通り。

1位:膝関節(ひざかんせつ)
特徴: 体重の数倍の負荷が常にかかる構造。ランナー膝や変形性膝関節症など、使い込みによる炎症から内臓疲労(東洋医学での「脾」のトラブル)の影響まで最も受けやすい関節です。

 2位:腰椎・仙骨関節(腰・骨盤まわり)
特徴: 上半身と下半身をつなぐ要。姿勢の崩れや体幹の筋力低下、長時間のデスクワークやランニングの衝撃でトラブルが多発します。

 3位:肩関節(かたかんせつ)
特徴: 可動域が全関節の中で最も広い反面、構造的に非常に不安定。四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)や腱板損傷など、年齢やオーバーユースによる問題が起こりやすい部位です。

 4位:足関節(そくかんせつ)
特徴: 捻挫の発生率がナンバーワン。一度靭帯を伸ばすとグラつきが残りやすく、着地衝撃を直接受けるため膝や腰の痛みへ連鎖するリスクも高まります。

5位:股関節(こかんせつ)
特徴: 体重を支える巨大な関節。変形性股関節症や、周辺の筋肉(腸腰筋など)の硬化による詰まり感・痛みが起こりやすい部位です。

膝と腰がツートップであり、下半身の土台をいかに整えるかが身体全体のコンディションを左右します。

普段の姿勢や歩き方ももちろん、改善の余地はあるでしょう。

施術周期は週一回が望ましいですが、月1回のメンテナンスでも調整は出来ます。

セルフケアにはお灸もオススメです。

東洋医学のバイブルにも記された「土=脾・胃」の根拠

ここまでの話、単なるイメージではありません。

2,000年以上前に書かれた東洋医学の最古の医学書『黄帝内経(こうていだいけい)』『難経(なんぎょう)』にも、はっきりとこう記されています。

・『素問』太陰陽明論:「脾者土也、治中央…」(脾とは土である。中央を治め全身の根幹となる)

・『素問』陰陽応象大論:「…土生甘、甘生脾、脾生肉…」(土から甘味が生じ、甘味が脾を養い、脾が肉・筋肉を育てる)

・『難経』四十九難:「脾者、土也。」(脾とは土そのものである)

※東洋医学でいう「脾」とは、現代でいう「胃腸・消化器系」全般を指します。

ランナーが陥りがちな「内臓の不調」チェック
走る動作は想像以上に内臓へ負担をかけています。以下に心当たりはありませんか?

  • 走ったあと、食欲が湧かない
  • 胃が重い
  • 練習中に冷たいドリンクやエナジージェルを摂りすぎている
  • 疲れているのに熟睡できない
  • お通じの波がある

これらはすべて「胃腸(脾)からのSOS」

内臓が弱ったまま走り続けると、どれだけ外側からケアしても痛みが再発しやすくなります。

内臓から整えて完走率を爆上げする3つのケア
外側から膝にアプローチをする前に、まずは「内臓(土のベース)」を整えましょう!

冷たいものを控え、温かい(常温の)飲食を心がける
胃腸は「冷え」が大敵です。特に胃は温かい物が大好き。胃と表裏である脾は湿を嫌います。

「足三里(あしさんり)」のツボを押す
膝の下(外側)にある「足三里」は、胃腸の働きを高め、足の疲労をとる万能ツボです。出来ればお灸や鍼で経絡の流れを整えられるといいですが、セルフケアでもやらないよりはマシですよ。

甘い物が欲しくなったら「自然な甘み」を選ぶ
「土(脾)」を補う味覚は「甘味」ですが、現代は相対的に糖質過多なので積極的に摂らなくてもいいです。「でも食べたい!」という方は、食べるなら精製砂糖ではなく、かぼちゃ・さつまいも・バナナ・甘酒などの自然な甘みを摂るようにしてみてくださいね。

まとめ:外側(筋肉・関節)× 内側(内臓)でフルマラソン完走へ!

膝の痛みを単なるオーバーワークとしてだけでなく、「内臓をケアしてね」という体からのメッセージと捉えてみてください。

筋トレやストレッチ(外側のケア)に加えて、「胃腸を整える(内側のケア)」を習慣にすれば、膝の不安を解消して笑顔でフィニッシュラインを切れるはずです!

来年こそは完走を!

道民ランナーのお祭り的大会、北海道マラソン。タイムを狙い方も沢山いらっしゃいますが、「完走」が目的の方も多いです。

がむしゃらに距離だけを追った練習が、上手くいくとは限りません。

怪我をしない、体調も崩れない、走れる身体を内臓から作っていきませんか?

予約、お問い合わせはLINE公式アカウント

予定表の確認はInstagram

ときたま更新Facebook

すごく呟くThreads

こっそり予約はしんきゅうコンパス