季節の養生法

鍼灸施術はどんな症状に効果があるのか

鍼は痛いのかな、お灸は熱いのかな、心配ですよね。

結論から言いますと、

熱くないし、痛くないです。

そして、期待出来る効果は、

様々な症状の緩和や体質改善など、多岐に渡ります。

具体的には、以下の通り。

・肩こり

・腰痛

・神経痛、関節痛などの痛みの緩和

・自律神経の調整

・血行促進

・免疫力向上

・ストレス軽減

・女性特有の症状の緩和

・美容効果など

そして、困っている症状があってもなくても、

月に1~複数回の鍼灸施術を受けている人は、

気の流れが整い、

不調になったとしても軽く済んだり、長引かない

というメリットがあるんです。

「いい事ばっかりなのに、なんで鍼しないの??」

というのが、私の正直な気持ち。。

でも、選ぶのは各々!無理強いは厳禁

例えばイヤイヤ、例えば無理矢理、

自分の意志に反して施術を受けたらどうなるのか。

効果はそれほど出ません。

自分自身で、施術を受けると決めることも、施術効果を最大限に受け取るコツです。

もしかしたら、鍼や灸なるものを知る機会が

無いだけかもしれない。

何かしらの抵抗があったり、

なんとなく自分とは遠いものとして

認識しているのかもしれない。

専門学校に通っているとき、教員の方は揃って、

「鍼は最後の手段」

「困った果てに行き着く場合が多い」

って言ってたなと思い出す。

まぁ、費用面もデメリットになる要素が大きいかな。

私、施術管理者研修を修了しているんですよ。

患者様の負担を出来るだけ減らしたくて、

鍼灸保険を利用出来るようにしたんですが、

同意書を書いてくださるお医者様、

ひいては医療機関が中々ないのが現状です。

患者様の立場だったからどう感じるか。

早い安い美味い(?)が1番だよなと思うわけですよ。

当サロンでは、鍼灸保険を利用する為に

医療機関を受診する患者様の手間と労力を考えて、

少しでも負担が軽くなるように、

施術の回数券をご用意しております。

詳しい料金やメニューはコチラをご覧ください。

なお、10月から1部メニューを見直し、

新料金とさせていただきます。

価格改定予定のメニューはです。

現行)

単回 ¥5,500 × 4回分 5回分 = ¥22,000

4回分の回数券購入で施術1回分(¥5,500)サービス

改定後)

単回¥5,500 × 4回分 = ¥22,000 ¥20,000

回数券購入で1回分が ¥5,500 ¥5,000

10月1日からの適用ですので、お知りおきください。

また、回数券の有効期限は、

初回施術日から1ヶ月

とさせていただきます。

(現行回数券有効期限は初回施術日から1ヶ月半です。)

週1回の施術でどれだけ身体が変化するか、

是非体感してくださいね。

また、当サロンを初めて利用される方に限り

ご購入いただける「はじめましてチケット」は、

現行通りの提供です。

こちらの有効期限は初回施術日から1ヶ月です。

さて、8月7日から立秋に入りましたが、

体調はいかがでしょうか。

夏の土用の期間にしっかりと養生し、

秋に備えて身体を調えることが出来ていれば、

特に体調変化はないかなと思います。

何だかだるい、食欲がない、疲れやすい、

取るに足らないけれど、なんとなく不調。

そんな方は要注意!!!

すぐ出来る対策は、

冷たい飲み物・食べ物控える軽い運動をする、

ことです。

自分の身体の変化、

感じ取れるようにしていきましょう。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!

引き続き、定期的な更新を目指して、

東洋医学のお役立ち情報等を発信していきますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

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季節の養生法・春の過ごし方

こんにちは。

札幌市清田区北野・鍼灸サロンSmile Laboのパーソナル鍼灸師・おのでらなおこです。

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さて2月に入りました。

もうすぐ立春となり、暦の上では春に入ります。

今年は芝桜が見たいなぁと思っています。

北海道の春はまだまだ先でしょ、と思うかもしれませんが、

雪で閉ざされている期間は1年間で実質3ヶ月ほどしかありません。

ご存知でしたか?

私はこの冬にやっと自覚しました。(おそ)

去年までは、冬は半年もあるしな〜って思っていたくらいです。なんでだろ、自分でも謎です。

そんなに閉ざされていません。笑

私は「雪が降ったら冬になる」って感覚で育ってきたので(道民あるある??)、

本州は冬がないって印象なんですよね、雪かきないし。(乱暴)

それはさておき、

暦の上で春になるということを、どこで感じられると思いますか?

一番わかりやすいのは、

空気の緩み

ですね。今の空気感は、ピンと張り詰めたような、キリッとした印象です。

気候は二十四節気で刻々と変化していきます。

ちょっとだけ気にかけてみると、季節の変わり目も意外と楽しめるものですので、

この春からお試しください。

今年の立春は2月4日です。

春という季節は、冬の間はじーっとしているすべてのものが動き出す季節なので、

調子が悪くなりやすかったり、新しい不調が出てきやすいです。

花粉症などのアレルギー症状が出やすかったり、感情の起伏が比較的激しくなったりする方もいらっしゃいますね。

寒暖差もある、生活環境が変わることも多い。

そんな春になるべく調子を崩さず過ごすための対策が、

黄帝内経・素問の四気調神大論に養生法として記載されています。

本文は以下の通り。

春三月、此謂発地陳。天地倶生、万物以栄。

夜臥早起、広歩於庭、被髪緩形、以使志生。

生而勿殺、予而勿奪、賞而勿罰。

此春気之応、養生之道也。

逆之則傷肝、夏為寒変、奉長者少。

読み方。

春三月、此れを発陳と謂う。

天地倶に生じ、万物以て栄ゆ。

夜に臥し早く起き、広く庭を歩み、髪を被き形を緩うし、以て志をして生ぜしむ。

生かして殺す勿れ(なかれ)、予えて(あたえて)奪う勿れ(なかれ)、賞して罰する勿れ。

此れ春気の応、養生の道なり。

これに逆らえば肝を傷り、夏に寒変をなし、長に奉ずる者少なし。

で、なんて書いてあるかというと

春の三箇月は、万物が古いものを推し開いて、新しいものを出す季節であり、天地間の生気が発動して、ものみなすべてが生き生きと栄えてくる。

人々は少し遅く寝て少し早く起き、庭に出てゆったりと歩き、髪を解きほぐし、体をのびやかにし、心持ちは活き活きと生気を充満させて、生まれたばかりの万物と同様にするがよい。

だたひたすらにその生長にまかせるべきで、殺害してはならない。ただひたすら成長を援助するべきで、剥奪してはならない。大いに心をはげまし目を楽しませるべきで、体をしいたげてはならない。

これが春に適応し「生気」を保養する道理出ある。

もし道理に反すると、肝気を損傷し、夏になって変じて寒性の病を生じ、人体がもっている夏の盛長の気に適応するという能力を減少させてしまう。

(黄帝内経・素問、「四気調神大論篇第二」より)

と、記載されているんですが、簡単私翻訳では、

「夜更かししないで寝て、少し早く起きて軽く運動しましょう(庭を歩く、とあるので散歩等がいいかな)。

髪はほどいて(キツく結ばないってこと)、体はのびやかにしておいて、心は活き活きと充実させ、生まれたばかりの万物と同様にするといいでしょう。

万物が成長するのを援助するように、のびのびと過ごすのが春の気に適応し、生気を保養する養生法です。」

といったところでしょうか。

この時代の人は、おそらく習慣として髪が長かったんでしょうね。多分ね。

現代も、男性は髪が短いものですっていう固定観念は通用しないですしね。

あー、でも中高生は規則がちょっぴり厳しいのかな?長髪男子はあんまりいないかな。

ということで、春の過ごし方のポイントは

のびのび

ですね。

毎年辛い症状でお困りの方には、メンテナンスとして鍼灸施術がおすすめです。

慢性症状を

いつものことだし、

と放置しないでください。もっともっと楽になるはずなんです!

ぜひ、お気軽にご相談くださいね。